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チェアインプレッションシリーズ Vol.2 【フルーエント】 

■ 使用イメージをお伝えするために

「部屋に入れられるだろうか?」「使い心地はどうか?」
新しい家具を選ぶときに誰もが一度は気にするこの問題。椅子も同じくサイズや使用感が気になるところ。
お近くのお店で取り扱いが無い場合、通販サイトを利用して商品を購入する方も多いと思います。
「でも、商品ページの写真だけで選ぶのは不安。」そんな方も多いはず。

当シリーズ記事では「使用イメージを確認したい」「大きさはどのくらい?」「重くないか?」等々、お客様から日々寄せられる質問をもとに、予め確認しておきたい椅子の情報を、椅子道楽スタッフのレビューとともにお届けします。

■ Vol.2「Fluent(フルーエント)」

“人気チェア「シルフィー」の座り心地を、もっとリーズナブルな価格で実現できないか?”
フルーエントの企画・開発はここから始まっています。
バロンやコンテッサといった人気チェアの影に隠れがちなフルーエント。今回はその使い心地にフォーカスしていきましょう。

■ サイズ比較

【参考モデル】:
フルーエント ハイバック ホワイトフレーム

【スタッフA】:
20代男性、身長162㎝、体重55㎏

可動肘タイプ・生地のカラーはセージのフルーエントです。写真では照明の影響でやや緑がかって見えますが、実際の色はライトブルーに近いです。

フルーエントの第一印象は「幅がコンパクト」。
実際、前回ご紹介したシルフィーと較べると、座面は約3㎝。左右の肘掛同士の幅は6㎝ほど短いです。椅子全体の大きさに圧迫感はありませんが、肘付きのモデルの場合、身体の大きな方は少し窮屈に感じるかもしれません。

余談ですが、身長180㎝程で海外出身のスタッフBにもフルーエントを試してもらったところ「ぴったりで良い感じ」とのことでした。
背もたれの先端は肩甲骨よりもやや下。お尻の幅と座面幅が同じで、椅子がかなり小さく見えたのですが、クッションや背もたれの柔らかい感触が気に入ったようです。

体が大きく、ある程度体重のある方でも座り心地は悪くないようですが、スタッフAとしては、もう少し大きめの椅子をお勧めしたいところ。
大きめの椅子はまた別の機会にご紹介します。

お問い合わせの多いドア幅とのサイズも比較してみましょう。

前回と同じく、参考にした扉は幅80㎝のエントランス扉。
フルーエントは直径約67㎝の脚部が最大の幅となります。シルフィーと比べると3㎝程度幅が短いですが、やはり、余裕を持って通過するためには70㎝以上の通路幅を確保したいところです。

多くの場合、オカムラの椅子を取り扱うショップでは、完成品の状態で商品をお届けすると思われます。入り口の幅が十分に確保できない場合は、椅子を持ち上げたり、別な入り口・大きめの窓から搬入するといった手段も検討する必要がありそうです。

■座った際のイメージ

スタッフAが座った状態では肩の高さよりほんの少し背もたれが低いです。
前回のシルフィー ハイバック と比べるとやや小ぶりに感じます。

ローバックタイプは、残念ながら社内にモデルが無いため、比較することができませんが、カタログ情報によるとハイバックより背もたれが6㎝低いです。スタッフAの場合、背もたれの先端が肩甲骨の少し下くらいの位置でしょうか。

座面幅は両脇に握りこぶし3分の2程度の余裕が残っています。
デスクへの納まりを良くするため、フルーエントは、肘付きのモデルでもコンパクトな設計が特徴です。

■質感・機能

左から背もたれメッシュ・座面・フレームの質感です。

背もたれのメッシュはシルフィーとはまた違った質感で、少し密度のある生地です。見るからに丈夫そうです。
カラーは8色で全体的に落ち着いた色合いのラインナップ。部屋の中でも悪目立ちせずインテリアにも合わせやすいカラーが取り揃えられております。

座った際に背を預けてみると、
腰をサポートする部品が付いていないにも関わらず、不思議と腰回りが支えられる感覚があります。

どうやら生地に秘密があるようです。
カタログやメーカーWebサイトをチェックしたところ、生地の張り方を工夫して腰周りを支える「ラウンドフィットバック」と言う設計が効果を発揮している模様。
これは腰痛対策にはうってつけの機能ではないでしょうか。

試しに少し強めに背もたれに寄りかかると、腰回りを中心としてしなやかな弾力とホールド感が背中全体に感じられます。
オフィスチェアには腰周りをサポートするオプションパーツ「ランバーサポート」を取り付け可能な機種もありますが、人によってはこのパーツが硬いと感じる方もいます。その点、フルーエントの背もたれはソフトな感触で体への負担も少なめです。

フルーエントは背もたれがメッシュのみのラインナップですが、“腰痛対策”を目的とするならば、クッション背もたれの椅子をご検討されている方にもお勧めできそうです。

座面下を覗いてみましょう。何やら不思議な形状のスリットがあります。これは座る瞬間の衝撃を分散させ、お尻の形に沿って適度に変形して座り心地を向上させる「ブリッジベンディングシェル」と言う構造。
人が座るとこのスリットとその周辺がぐにゃりとたわみます。

他のチェアと座り心地を比べてみたところ、座面の感触はシルフィーに近いか、それよりも少しソフト。スタッフAより体重の軽い方でもおそらく「硬い」と感じることは少ないと思います。メーカーのコンセプトにもあるように、感触はシルフィーの座り心地を追求しているようですが、シルフィー以上のこだわりが設計にあるようです。

■動画

動作の様子を短い動画にまとめました。
シルフィーをご検討されている方の参考になれば幸いです。

【紹介動画】