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■第2話 -アッシリアとペルシャ帝国後期-
~豪華な装飾、王の権力の象徴の椅子~
前回、古代エジプトまでさかのぼって記載しました。
折角ですから暫くは古代からの椅子の変遷を辿ってみたいと思います。
よく学問は歴史から学んだりして、眠くなってしまいますが、軽い気持ちでお読みいただけると幸いです。
普段何気なく座っている椅子についてこの機会に詳しくなっちゃいましょう!
古代は2つの王朝時代は、ティグリス・ユーフラテス河畔から端を発し、小アジア、シリアに至り、さらに一時はエジプト国境まで文明の発展を遂げました。
アッシリアとペルシャ帝国後期の家具については、実存してないので王宮跡に遺された彫刻から想像するほかありません。エジプト同様に、きわめて専制的な王朝であったので、描かれているものは豪華な王宮用の家具がほとんどです。
アッシリアの豪壮な王宮には、肘掛け椅子や寝台、食卓、水差し台などの家具が備えられ、エジプトの家具と同様に構造的にはしっかりしていて、厳格な様式を守っていました。アッシリア家具の脚部は、あまり華やかではなく、通常エジプト流にライオンの足を象っていて、ところどころ縄が巻きつけられている点が特徴的です。
寝椅子は頭の方の端部が、内側に反る曲線を描いて肘掛けになっており、上には贅沢なクッションが置かれています。上掛け類の豪華さは目を見張るものがあり、当時の服装や被り物もきらびやかであったことが窺われます。アッシリアとこれを引き継ぐペルシャ文化は構造より家具の表面を多彩に飾り立てるを好んだ様です。
ペルシャは、紀元前6世紀にメソポタミアでの覇権をアッシリアから受け継ぎ、同様に様々な技術も継承しました。ペルシャの王座や寝椅子で目に付くのは、先端を伝統的な牛のひずめ形にした、ふくらみのある脚部が数多く認められ、すでに挽物加工が普及していたと見受けられます。
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