オフィスチェア、オカムラ(岡村製作所)の椅子正規代理店の椅子道楽バロン、コンテッサをはじめオカムラ製の椅子を豊富に取揃えています。
コスモス
群生するコスモスは楚々として美しく、その花言葉は「乙女の愛情」と「乙女の真心」。
原産地はメキシコで、語源はギリシャ語の「美しい」と云う言葉です。
桜の花に似ていることから、漢字で「秋桜」が当てられました。一見弱弱しく可憐に見えますが、8月、9月の台風時期に無残に痛めつけられても、
数日後には、すっくと見事に立ち直る芯の強さを持ち合わせています。
人生は様々で、同じ場所で一生過ごす人もいれば、転々と遍歴する人もいます。 顧みれば、私の軌跡も結構波乱万丈なのかもしれません。 日本産とは言え、2歳から12歳の幼少期10年は、広大な旧満州の地で伸びやかに育ち、何不自由のない生活でしたが、 終戦と同時に一転して、敗者の惨めさと恐怖を味わい、母国に引き揚げて参りました。
父の郷里の千葉県に一旦身を寄せ、館山市の女子校で4年ほど学んでいた折に、台風が学校の屋根を吹き飛ばして、教室の天井が青空になった時には唖全としました。 満州では滅多になかった嵐や地震が、日本では頻繁に襲って来て、大きな災害をもたらす事を知りました。 反面、房総の豊かな自然は、私の感性を芽生えさせ、樹や花を愛でる優しい心も育ててくれました。
高校2年で東京の学校に転校。田舎とは異なる洗練された風潮が、街にも人にも感じ取れました。 大学に進学し、1・2年生の内は真面目に授業を受けましたが、3年になってからは乗馬に魅せられてしまい、親の嘆きをよそに、試合・合宿・遠征を重ねました。 卒業後も私は馬場馬術を好み、高等馬術の中のセント・ジョージ賞典まで演技する事が出来るようになり、競技にも参加しました。 乗馬は私の生涯に亘っての趣味となり、60歳を越えてからも楽しんでいました。
大学を卒業後、米国系の貿易商社に入社し、そこでの6年半の在職中に英国製ハンディ・アングル(棚の材料)との出会いがあり、 それを契機としてスチール製物品棚のプロとしての道を歩む事になったのです。
25歳で結婚後、昭和37年に技術畑の夫と叔父の3人で資本金30万円のスチール棚専門の会社を設立。一万円で工具を買い整え、棚組立の請負工事を足掛かりに、 オフィス家具業界から物流機器業界へと販路を築き、数多の困難な道程を経て36年間営み、業界で確かな信用を得て業績を残しました。 しかし、やがて夫が病に倒れ、同時にバブル崩壊の波を蒙りましたので、平成10年に夫が天に召されたのを機に、得意先の某商社に商圏を譲って、問屋業を閉じました。
創業の際、夫と二人で交わした言葉は「取引先に迷惑を掛けるのであれば、明日の日にも会社を閉めましょうね」でした。 実直に法を守り、一重に信用を重んじ、真面目な経営姿勢を貫きましたが、それは必ずしも富の蓄積をもたらす結果にはなりませんでした。 現実に店仕舞いする事は容易ではなく、善意の関係者に助けて頂きながら、36年間の暖簾を降ろす事が出来ました。幸運にも倒産は免れ、登記上会社は存続していました。
2年半休眠の後、私は社名を㈱エコメイトと改め、オフィス家具の販売会社を独りで再開。 その後ホームページ「椅子道楽」を立ち上げ、10年を経て今日に至っております。 近年は若い世代に実務を任せておりますが、後10年、88歳までは元気で過ごしたいと願っております。
馬術部で培った闘志と体力を支えとして、紆余曲折の道を辿りながらも、創業から50年近い歳月が経過致しました。 最近つくづく思うのは、人生で大切な事は「常に感謝と敬愛の念を欠かさない事」だと云う事です。
子供の頃の私は、女の子をいじめる男の子を退治する、勇ましい女の子でした。
責任感と正義感の強い性格は、未だに変わっていないでしょう。干支は酉年ですが、稀に軍鶏と云われる事もありました。戦争は好みません。
しかし、生きて行くには、望みを捨てずに、懸命に闘い続ける事に外なりません。
今後も文頭のコスモスの様に、倒されても、めげずに天を仰ぎ、やがては尽きる坂道を、粘り強く踏み締めながら歩み続ける所存です。
・・・・・ありがとうございます。・・・お元気で!・・・・・
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「椅子道楽」は2001年2月にホームページを初オープンし、今年で10年を越える歳月を重ねて参りました。これもひとえにお客さま並びにお取引先の皆様に支えられての事と厚く御礼申し上げます。