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理想の座面高を求める
人間工学=エルゴノミクスの分野では、椅子の座面高の理論上の理想値を算出する計算式が存在します。
【椅子の座面高】=【下腿高】−2.5cm+【クッション高】+【履き物高】
※用語説明
【下腿高】…足の、膝から下の高さ。
測るときは膝の折れる部分からかかとの先までを測りましょう。
【クッション高】…椅子の座面のクッションの厚さのこと。
沈み幅=クッション高と考えてください。
【履き物高】…靴の底の高さ。
それでは、実際に測ってみましょう
- 1.下腿高を測る
まずは、あなたの下腿高を測りましょう。
測定後はメモすることを忘れずに。
- 2.クッション高を測る
次に、椅子のクッション高を測ってください。
測りにくい場合は、クッションの沈み具合を確認して、おおよその数値を設定してください。
- 3.履き物高を測る
その椅子に座るとき、履いている靴の底の高さを測ってください。
ご自宅など、靴を脱いだ状態でで椅子を使用されているときは、考えなくてもよいと思います。
これらが準備できましたら、上記の計算式にそれぞれを当てはめてみましょう。
例えば、下腿高が36cm、クッション高が2.5cm、お部屋で使用するので靴の高さは0cmと仮定すると、座面高は次のように求められます。
【椅子の座面高】=【36cm】−2.5cm+【2.5cm】+【0cm】
=36cm
ということで、座面高は36cmということになります。
すなわち、あなたのご愛用の椅子は、座面高を36cmにセットすれば、理論上では理想の高さが得られる、ということになるのです。あとは実際に36cmにセットして愛用するだけ。
皆さんも、ご自身の座面高を一度測っていただいて、自分にとって理想の座面高を知っておかれるとよいと思いますよ。
おまけ
外出先などの椅子に座るなどの場面では、座面高を測ることがむずかしいのではないかと思います。
そんなときは、『座面高のめやすは、両足がついている状態でひざが90度曲がる程度の高さが、だいたいの理想の高さ』とお考えになるとよいのではないかと思いますよ。
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